2025年7月よりはじまった、ゴルフツアーで活躍を目指す選手を年間を通じて支援する年4回のG4C合宿プログラムも3回目。11月17日から18日にかけて千葉県のカメリアヒルズカントリークラブで開催しました。今回もツアープロを目指す若手選手12名(男子6名・女子6名)が参加し、技術向上だけでなく、メンタル面や身体管理、そしてパートナー様との交流まで幅広く学ぶ濃密な2日間となりました。

合宿初日は、午前中から選手を応援してくださるパートナーの方々とのコンペを開催。選手とパートナーがチームを組み、チームアベレージによるグロス対決を実施。普段はなかなか話したりプレーすることの少ない大人との接し方や、会話を通じて互いを理解し信頼を築く難しさと大切さを体感する場となりました。写真は昼食時の一コマ。それぞれ緊張もほぐれ距離も縮まったのではないでしょうか。

午後には、元プロ野球の審判という異色の経歴で、プロゴルファーやジュニアゴルファーをはじめさまざまなスポーツ選手のメンタルアドバイザーを務める丹波幸一氏によるメンタルトレーニングが行われました。一流選手が実践する具体的思考法や成功イメージの作り方など、実践的な内容で構成された講義は、参加者満足度100%という高い評価を受けました。

参加者からは、
「丹波さんのメンタルトレーニングが特に印象的で、自分のゴルフ観が変わった。一流選手が実践する具体的な思考法が初めて理解できた」
「成功のイメージ作りがとても実践的だった。今までなんとなくやっていた練習が、明確な目標と手順を持つことで効率的になった」
「ゴルフは技術だけでなく、メンタル面が大きいと痛感した」
という声が寄せられ、即日のラウンドから実践できる学びを得られたことが伺えました。
夕食を兼ねた懇親会では、選手・講師・スタッフとの交流を深めました。座学では聞けなかった講師への質問タイムや、まだ会話ができていなかった選手間同士の会話も弾み、賑やかすぎるほど楽しい宴となりました。
参加者からは「選手同士のつながりができて良かった」といった声もあり、年齢や出身地、環境も違う仲間と共に学び合い、刺激し合いながら、楽しく過ごす姿が印象的でした。
合宿2日目のメインイベントは、賞金10万円と第2回G_BASE 4days Challenge本戦への出場権をかけたミニトーナメント。18ホールのストロークプレーで行われたこの大会では、実際に賞金がかかっていることもあり、本番さながらの緊張感のなかで各選手が真剣にプレーを行いました。



▽齊藤選手コメント
今回、優勝という結果を残すことができ、とても嬉しく思っています。パートナー様との交流や丹波先生のメンタルトレーニングで学んだことを、すぐに実践に活かせたことが良い結果につながりました。2026年3月のG4C本大会では、さらに成長した姿をお見せできるよう努力してまいります。

▽中野選手コメント
この2日間は本当に充実した時間を過ごすことができました。パートナーズコンペでは、普段は経験できない緊張感の中でのコミュニケーションを学び、トーナメントでは賞金がかかるプレッシャーを感じながら、自分の力を試すことができました。丹波先生や加治佐先生から学んだことを、今後の競技に活かしていきたいと思います。2日間、本当にありがとうございました。
合宿全体を通じて、参加者からは次のような声が寄せられました。
「男女混合や年代の違う選手と回ることで大きな刺激を受けた。普段見られない視点やアプローチを学べた」
「ゴルフがもっと好きになった。プロテスト・QTで悩んでいたが、前向きになれた。本戦でもこの学びを活かしたい」
「参加費以上の価値があった。今後も継続してほしい」
合宿も3回目の開催となり、運営面でも参加選手の皆さまから高い評価をいただくことができました。今後も選手のパフォーマンス向上や新たな学びにつながる様々な取り組みを実施してまいりたいと思います。

協賛:サントリーホールディングス(飲料提供)